情報セキュリティ対策自主研修 第22回 「ディスインフォメーション(偽情報)について知ろう」を開催したので、簡単な感想を書きます。
題材
イベントページを作っていたときにちょうど台風・大雨などの自然災害が多かったせいか、「偽情報に注意してください」という注意をよく見かけました。IPA NEWS Vol.97で折よくやっていたので、チョイスしました。
- IPA NEWS Vol.67(2024年7月号) | IPAについて | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
- 特集 情報操作型サイバー攻撃が世界に拡大 「偽情報」の脅威にどう向き合う?
- 特集 【ウェブ限定記事】 生成AIを活用した偽情報の脅威と対策
感想
- とにかく掲載されていた図の3つ分類がホントによかったです。
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- 出典:IPA NEWS Vol.97 特集 情報操作型サイバー攻撃が世界に拡大 「偽情報」の脅威にどう向き合う?
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- 古代から近代とずっとディスインフォメーションは使われていて…現代はディスインフォメーションとサイバー攻撃と組み合わされるようになって本当に大変な時代になったんだと思いました。
- 古代ギリシャの「トロイの木馬」…トロイアに捕虜を使って偽情報を流して、アテネが退却したと思い込ませることで油断させて…。
- 日本の中世の「桶狭間の戦い」…織田軍は少数という情報から今川軍が油断したところを、夜襲して…。
- 近代イギリスMI15による「オペレーション・ミンスミート」…嘘の経歴を作り込んだ水死体に偽の極秘文書を持たせたものを敵方に拾わせる…。
- 現代ウクライナで、政府と国営銀行をDDoSでダウンさせたところにATMが機能停止したという偽情報…ウクライナ国民が冷静だったので失敗したそうですが…。 ‐ 偽情報は感情を揺さぶって拡散させようとする…という、クラファンでシェアしてもらうときに感情を揺さぶるようにしてたので、びっくりした…という話が出ました。
- 感情を揺さぶるのは、マーケティングの手法として普通ですよね…。
- そうそう、これはずっと思っていて…ヒトラーの「我が闘争」を読んでみなければってずっと思ってます…。(いまだ読んでないんですが…。)
- IPA NEWSの記事を読んだときも、今日この勉強会をやったときも、まさに「情報戦の戦場」に自分も立っていて、当事者なんだな…と思いました。
- 結構のほほんと生きてきたので、ショックでした。
運営としてのふりかえり
KPT方式で。
前回のTry
- 事前準備
Keep
- 社外のひとが耳だけ参加者として来てくれました。
- 今回の題材がよかったという感想をもらえてよかったです。
- クラファンを拡散する際に、「感情を揺さぶる」ようにしているので、同じ手法なのかと驚いたとのことでした…。
- ウチはちゃんとソースがあるので大丈夫なんですが…!
- IPA NEWS Vol.97はおもしろかったので、よかったら読んでみてください…!
- クラファンを拡散する際に、「感情を揺さぶる」ようにしているので、同じ手法なのかと驚いたとのことでした…。
Problem
- もうちょっと人がいたらなぁ…。
Try
- 事前準備
- 題材の決定
おわりに
参加してくれたみなさん、ありがとうございました! あとでざっと見直しても、やっぱりひとりで読むより、圧倒的に気づくことが多いので、今後も継続してやっていきたいと思います!