ken1flanのブログ

自己紹介・最近やってることなどを書くつもりです。

Software Design輪読会ドリブン読書(2024年版)

はじめに

去年書いた記事を今年版として書き直しました。

Software Design輪読会へは第33回からお邪魔させてもらっていますが、この輪読会を起点に、いい感じに読むリズムを刻んでがうまく回っているので、それを紹介したいと思います。 ひとことで言ってしまえば、ひとりで読んで思ったことをメモにまとめて輪読会の準備とし、輪読会で他の方の思ったことを聴いたり話したりして、感想にまとめているだけではありますが…。 少しだけ気をつけてることをまとめますので、よろしければどうぞ…。

flowchart LR
  SD[Software Design]--読む-->memo[メモ];
  memo--輪読会-->輪読会の感想;

メモ

すべての起点となってるメモですが…。 やっていることは、記事のタイトルを準備して、読みながらブツブツ言ってる内容をほぼそのまま書いています。 輪読会で、他社での事例とわからないこととか、訊いてみたいことも書いておくとよいです。

ken1flan.hatenablog.com

要約をつけるとかは一切しません。大体要約は記事のタイトルにまとまっててくれます。 なので、思ったことや、調べたことのリンクをつけるだけにしています。

なぜこのスタイルになったのかというと…自分が誰かに記事について話すきっかけだけを作れればいいと思ったからでした。 これは、輪読会でちょっときっかけを発言したときに北崎さんや他の経験豊かな参加者たちの超察し力によりよい具合に展開される盛り上がりになっていった経験が何度もあったからでした。 輪読会でなくても、やっぱり同じように話し相手が上手に受け取って、いいように話が転がってくれるだろうことが想像できたので、この形に落ち着きました。

記事タイトルを書くの、大変じゃない?

面倒なことを始めるためには、如何に楽に書き始める環境を整えるかが最も大事だと思っています。その作業手順がココ、最重要ですよ!

…と煽っておきながら、こういう面倒な作業は、ChatGPTにお願いするのがいいと思います。

自分はこんなふうに頼みました。

YYYY年MM月号のSoftware Designのメモをマークダウン形式で書こうと思っています。
各記事のタイトル、サブタイトル、著者をまとめてセクション名にしてください。

↓はYYYY年MM月号の目次ですが、例のように整形してください。

(Software Designの対象号のページからコピーした目次をそのまま貼り付け)

(例: 2024年11月号)
(その前に書いたものを貼り付け)

実際のは長いので折りたたみました。

2024年12月号のSoftware Designのメモをマークダウン形式で書こうと思っています。
各記事のタイトル、サブタイトル、著者をまとめてセクション名にしてください。

↓は2024年12月号の目次ですが、例のように整形してください。

第1特集
落し穴にハマる前に!
シェルスクリプトの基本と罠
コンテナ,クラウド,Web開発,なにかと使える基礎技術
第1章:シェルスクリプトの基礎
利点・欠点・使いどころを認識しよう
…… 滝澤 隆史
第2章:シェルスクリプトの基本文法
実務で頻出の機能を要領よく学ぼう
…… 滝澤 隆史
第3章:シェルスクリプトの使いどころ
CLIコマンドの活用が業務効率化のカギ
…… 山田 泰宏
第4章:落し穴に落ちないシェルスクリプト開発のススメ
ShellCheckとShellSpecで安全なシェルスクリプトを作る
…… 近松 直弘
第2特集
10周年特別
[最新]Swiftの現場
これまでの進化の軌跡&Swift 6レポート
…… 田中 涼賀
第1章:10周年を迎えるSwiftのこれまで
Apple謹製言語の歩みを振り返る
第2章:Swift 6への移行
求められる既存コード変更へのヒント
短期連載
[速習]PHPアプリ開発の現在地
【2】PHPUnitのassertSameとassertEqualsの実装ってどう違うの?
……asumikam
連載
ITエンジニア必須の最新用語解説
【192】Valkey 8.0……杉山 貴章
万能IT技術研究所
【31】結婚式や葬式が決められない!? 旧暦2033年問題――150年前に廃された天保暦に仕込まれた時限爆弾……万能IT技術研究所
FE/AP試験問題に挑戦
【2】情報セキュリティ(技術)……石田 宏実
ドメイン解体新書
【11】セキュリティとパフォーマンスを向上するHTTPSレコード……谷口 元紀
ハピネスチームビルディング
【33】小さなシェアドリーダーシップの発揮を見える化しよう……小島 優介
Cloudflare Workersへの招待
【13】Cloudflare Queuesを使ってバックグラウンドで処理してみよう……Aiji Uejima
ソフトウェアテスト探検隊
【3】シフトレフトテスティングの意義と戦略……Kuniwak
実践データベースリファクタリング
【11】ループされたクエリの倒し方……曽根 壮大
【最終回】レガシーシステム攻略のプロセス
【8】フロントエンドエンジニアから見るZOZOTOWNリプレイスとまとめ・今後の展望……新家 弘久,森 泰樹,高橋 智也,瀬尾 直利
ぼくらの「開発者体験」改善クエスト
【12】テスト体験の改善で,開発者体験を改善……西薗 和希
【最終回】Databricksで勝つデータ活用
【9】Databricksで始めるデータメッシュアーキテクチャ……北岡 早紀,桑野 章弘
実践LLMアプリケーション開発
【15】Human-in-the-loopでAIエージェントの動きにフィードバックを加える(後編)……西見 公宏
AWS活用ジャーニー
【27】AWS WAF……杉金 晋
インターネットの姿をとらえる
【4】ISPとは何者か……土屋 太二
基礎からわかるDetection Engineering
【5】検知ルールの評価とDetection Engineering Program①……石川 朝久
魅惑の自作シェルの世界
【25】引数のシングルクォートの実装とパラメータ展開の準備……上田 隆一
あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【155】バリアフリーに関する情報を誰かの「一歩」に~みんなのトイレマッププロジェクトから見えてきたこと……菅原 洋介(Pen)

(例: 2024年11月号)
## 第1特集 新世代の開発スタイル はじめてのAI駆動開発
### 第1章 GitHub Copilotでラクラクコーディング 単純作業はAIにサクッとやってもらおう …… 森下 篤
### 第2章 AIチャットボットとペアプログラミング 質と速度を両立する次世代の開発手法を体験しよう …… ふじたさん。
### 第3章 ChatGPTでプロトタイプをサクサク生成 AIツールならUIからコードまで自動で作れる …… 鈴木 章太郎
### 第4章 Infrastructure as Codeで生成AIを活用する アーキテクチャ図⇔IaCコードの変換も自由自在 …… 吉波 海斗(つくぼし)
### 第5章 AI駆動開発の将来 AIによる今後の開発スタイルと求められるスキルとは? …… 荒井 康宏

## 第2特集 ランサムウェア対策のアプローチ EDRとマイクロセグメンテーション
### 第1章 ランサムウェアの現状 日本での被害状況と最新の手口 …… 武田 貴寛
### 第2章 エンドポイントセキュリティ EPPとEDRで予防と復旧を両立する …… 福田 俊介
### 第3章 マイクロセグメンテーション 内部に侵入してきた攻撃から守る …… 阿部 久珠幸,金子 春信

## 短期連載 
### [速習]PHPアプリ開発の現在地 【1】PHP超入門 ……びきニキ

## 連載
### ITエンジニア必須の最新用語解説 【191】PGlite ……杉山 貴章
### 万能IT技術研究所 【30】「雰囲気を写す写真」や「ドレス錯視」の謎を解く。――視覚モデルで「色の見え」をシミュレーション! ……万能IT技術研究所
### 【新連載】FE/AP試験問題に挑戦 【1】情報セキュリティ(マネジメント系) ……石田 宏実
### ドメイン解体新書 【10】WHOISの非義務化からひも解く登録者情報公開のしくみ ……谷口 元紀
### ハピネスチームビルディング 【32】データを基に各自で改善点を考えよう(後編) ……小島 優介
### Databricksで勝つデータ活用 【8】データインテリジェンスにおけるAI/BIダッシュボード ……新井 康平
### ソフトウェアテスト探検隊 【2】ソフトウェアテストと論理式 ……Kuniwak
### レガシーシステム攻略のプロセス 【7】検索機能リプレイスの裏側 ……可児 友裕,渡 雄一郎,塩崎 健弘
### ぼくらの「開発者体験」改善クエスト 【11】エンジニアの力を最大限引き出すためにプロダクトマネージャーがすべき3つのこと ……高橋 茉由実
### Cloudflare Workersへの招待 【12】Cloudflare AccessでWebサイトへアクセス制限を追加しよう ……福岡 秀一郎
### 【最終回】あなたの知らないChromeの世界 【10】Privacy Sandboxを巡るWebの今後 ……小河 亮
### 実践LLMアプリケーション開発 【14】Human-in-the-loopでAIエージェントの動きにフィードバックを加える(前編) ……西見 公宏
### AWS活用ジャーニー 【26】AWS Backup ……杉金 晋
### 基礎からわかるDetection Engineering 【4】Detection as Code――SIGMA ……石川 朝久
### インターネットの姿をとらえる 【3】インターネットを支える物理回線の世界 ……土屋 太二
### 魅惑の自作シェルの世界 【24】ブレース展開の例外的処理とエスケープの実装 ……上田 隆一

こんなふうに返してくれるので、コピーして使います。

chatgptの返答

(参考)以前の手順

全部間違いなく準備するのは本当に大変でした…。なんとかラクをできないかとめちゃくちゃ探し回りました。 そしたら、富士山マガジンサービスSoftware Design定期購読ページに加工しやすい目次がありました。

自分は正規表現でh2やh3に置き換えて使わせていただいています…。

s/^■/## /g
s/^・/### /g

読者アンケートを書く

もうひとつ大事なことを…。

読み終わったら、アンケートに答えるといいと思います。

結構ガッツリ読まないと回答できないような質問内容ですが…すでにちゃんと読んでメモしてるので、5分くらいで答えられると思います。 もしかするとReader's Linkに採用されちゃうかもしれません。

Software Design輪読会

softwaredesign.connpass.com

メモのところで書いた、訊いてみたいことをいろいろ話すと盛り上がって、もっと楽しく過ごせるのでオススメです…!

輪読会の感想

ken1flan.hatenablog.com

輪読会に出たらすぐに、感想を書くようにしてます。 あんまり細かいことは考えずに、書いているそのときに覚えていることをサッと書くだけにしてます。 誰かに読ませたいというより、自分の記憶定着のための刺激として使っているイメージです。

自分の他の事例: 「プリンシプル オブ プログラミング」読書会

会社のメンバーと自身のスキルアップのために「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」読書会をやっています。 これもSoftware Design輪読会 と同じように、事前予習のためのメモ、読書会、読書会の感想を書く、というリズムを繰り返しています。 一人で読むより学びが多くて楽しい気がしています。

ken1flan.hatenablog.com academist-reading.connpass.com ken1flan.hatenablog.com

終わりに

個人的にハマっている、Software Design輪読会ドリブン読書の紹介でした。 スピードは出ませんが、読む楽しさは今までにないくらいありますし、なんとなく終わったあとに成果物ができているのもやった気になれていいかも。

それではみなさん、Software Design輪読会とReader's Linkで会いましょう。